活動

「裏金防止法案」を国会に提出

2009.11.26

11月24日(火)に『国家公務員不正資金保管処罰法案』と『会計検査院法改正案』の議員立法二法案を、発議者の一人として参議院へ提出しました。この二法案は、一般的には『裏金(あるいは不正経理)防止法案』と呼ばれるもので、公務員の不正経理を防止するための法案です。

二法案を提案した背景には、国や地方の公務員の組織ぐるみの裏金づくりの多発と、それに関与した公務員に対する責任追及が充分で無い状況があり、国の財政が極めて厳しい状況にある昨今、国民の非難は一層強く、予算執行の適正を確保するために、罰則の整備と公務員の責任の明確化が重要な課題であるところから、法案の提出となりました。

国家公務員不正資金保管処罰法案は、架空の領収書を作成させるなど裏金づくりにかかわった公務員に3年以下の懲役刑か100万円以下の罰金刑を科す内容です。刑法の業務上横領は、私的流用が明確でない組織的なものに対しては犯罪立件が難しいという問題がありましたが、今回の法案では、私的流用の有無に関わらず、裏金づくりに関与しただけで罰則対象としました。

また、会計検査院法改正案は、会計検査院に不正経理に関与した公務員の懲戒処分を要求するよう定め、会計検査院による責任追及結果を、総理に提出する検査報告に記載することを義務付けました。

この二法案は、公務員の裏金づくりに対する抑止力を強化し、刑法等による処罰と相まって、その防止の徹底し、国民の不信に応えるための重要なステップとなるものだけに、早期成立が望まれるところです。